くるみねこblog

うつ病闘病生活

過食症になるまでの過程

私は小学生の頃から自分の体型が気に入らなかった。

細い子が羨ましかった。

小学生の時、友達がデニムのロングスカートを履いて

登校してきた。

すごく可愛くて羨ましくて私も買って欲しくて

父に頼んだ。

 

「お前みたいな体型には似合わないよ」

「〇〇ちゃん(友達)はスラッとしてて似合うけどさ」

 

とても悲しかった。

私は身長も低く、体重は標準体重より2キロ重かった。

どうやったら痩せられるの?

その時初めて教えてもらった。

お腹すいている状態をずっと続けないと痩せないと。

それから縄跳びしたあと体重測ってみたり

食事を減らそうともしたけどそれは止められた。

 

ずっとそんなふうに生きてきた。

中学生になっても自分の体型が気になった。

人より食べてる自覚はなかった。

むしろ少食な方。

 

高校生になっても大学生になっても

ずっとずっと体型が気になった。

 

大学生になってからは

拒食症の人のツイートをみたり

ダイエットアカウントをみたりして

食べなければ痩せるんだということを知った。

 

それから何度も何度も食べないことをしたり

食べる量をかなり少なくすると1週間で風邪ひくんですよね。

必ずひいてました。

 

でもまたそのあと沢山食べてしまって

元通りの繰り返し。もう15年以上そんな感じ。

 

5年前くらいに

本気でダイエットに挑んだことがあった。

今まで私が生きてきて死にたいと思う理由は

デブだったから。

なりたかったアイドルやタレントや芸能人

全部デブのせいで諦めてるよね。

何もかもこの体型のせいでやりたいこと出来てないよね。

今度こそやろう、ダイエット。そう決意した。

 

レコーディングダイエット。

1日1000キロカロリーにする目標、途中から1500キロカロリーにしたけど

それを3ヶ月やった。たまーにすごくオーバーした日もあったけど

3ヶ月で6キロ減らした。

そのあととても辛いことが起きて

胃が痛くなるほどのストレスがあった。

 

ストレスを感じたらおいしいものをたくさんたべて、

ゆっくり寝たらいいという情報を鵜呑みにして

沢山食べてしまったが最後。

過食症になってしまった。

一日中起きてる間はずっと食べ物のことしか考えられず

お腹がいっぱいではち切れそうで痛いのに

それでもまだ食べたい。

沢山食べて食べて体重は

1ヶ月もしないうちに10キロ増えた。

 

すごく辛かった。

このまま毎日食べ続けて、

食料を買うお金もなく、借金した。

 

いつまで続くんだろう。

不安だった。

もうこれ以上太りたくない、泣きながら食べた。

 

それでも治らない過食症

 

そんなある時、過食症は体重を気にしなくなると治るという記事を見た。

 

それから私は実行した。

もういくら太ってもいい!

そう思いながら食べ続けた、すると3日で治った。

ちゃんとお腹がいっぱいになったらもう食べたくないという気持ちが戻ってきた。

 

これにはびっくり。ここまで意識で変わるとは!!

 

嬉しかった。

それからまた少しずつ普通の感覚を取り戻していた。

その頃タバコを吸っていたので

ご飯を沢山食べる代わりにタバコを吸って紛らわしてた。

そこから6キロ程度は落とすことに成功した。

 

まぁそれでもダイエットする前に戻っただけなんだけどね。

それからダイエットするのが怖くなった。

 

またきつい食事制限をして

過食症になってしまうんじゃないかと。

怖くて出来なくなった。